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トイアンナのぐだぐだ

まじめにふまじめ

中国崩壊で就活氷河期再来か?大学生は、今のうちに武器を取れ

学歴・職歴 キャリア

 

中国がたった数週間で390兆円もの損失を出し、株式市場は大荒れが続いています。私のような株式に詳しくない人間でも「中国ヤバそうだな」くらいには感じているのではないでしょうか。

現時点では識者の判断も悲観的なものからリスクは限定的だとする記事まで揺れに揺れていますが『最低でも中国国内の消費は冷え込む』というのが共通認識のようです。

 

中国市場は、日本企業に無くてはならない存在でもあります。2.5万社の日本企業が中国に直接投資をしていますし、日本への旅行客でも経済が潤っていました。簡単に言うと日本は「"金払いのいいお客さん"を失う」わけです。


様々な影響が出るとは思いますが、特に見逃せないのが「新卒採用」への衝撃です。日本企業は採用を新卒採用で賄っていますが、採用人数はその時の景気で大きく変わります。極端な話、去年は200人取った会社が今年は10人なんてこともあるわけです。

 

そして、新卒採用が減ると一番影響を受けるのは「ロクに準備してこなかった、好景気を引きずる現就活生」です。

私はリーマン・ショックが起きて数年後の就活を経験しましたが、先輩の就活実績たるや惨憺たるものでした。なぜならリーマン前は好景気が続き、それなりに就活すれば内定が取れると思って学生が完全に油断していたからです。

 

リーマン・ショック元年の先輩方は、そのさらに先輩の「メガバン(大手銀行)3社受けりゃ1つは内定出るって」「業界1位を受けて通ったところに行けばいい」といった楽観的な言葉を参考に就活をしていました。が、リーマン・ショックが目の前で発生。メガバンどころか無い内定の憂き目にあいました。

実は、リーマン・ショック直後の学生に比べ、より不景気の影響を受けた数年後の学生のほうが、就職実績が高いケースも見られました。その背景には、先輩の屍を見た焦りがあります。


リーマンで惨敗した先輩を見た学生は「ヤバイ!!!」と大学1~2年の時点で震えていました。ちょっとしたパニックと言っていいかもしれません。焦った学生の中には、1年生から就職活動を始めるツワモノまで出始めました。学年を詐称して企業の就職説明会へ顔を出す、エントリー70社、OB訪問100人超・・・・・・おそらく今の就活生が聞いたら「狂ってる」と思うレベルで就活をした学生が結構いました。

 

私もOB訪問を少なくとも50人はしたと思いますし、エントリーだけなら50社以上していました。"それくらいしないと、ヤバイ"と感じていたからです。私は人より協調性も無ければ、美人でも、キレキレなわけでもありません。しかし、早くから努力したらどうでしょうか。東大主席だって、凡人が10年頑張れば目指せるかもしれない。

 

私の周囲では、きれいに「早くから就活をした順」に内定は出ていました。志望業界で選考時期が異なるためひとくくりにはできませんが、「まず他業界で内定を取って、そのあと本命企業を受ける」と余裕ある就活ができた学生も複数。その半面、素直に経団連の「就活解禁」まで待っていた学生は苦労したようです。


今年、同じ悲劇が繰り返されるのではないか、と私は危惧しています。売り手市場が数年続いた後に、国外の経済が悪化して不景気になる。リーマン・ショックと全く同じ光景です。ラッキーだったのは、今年はすでに就活シーズンなため「採用人数を1/10にしろ」と言うには経営陣が間に合わない(可能性が高い)ことです。とはいえ、来年の学生はわかりません。

 

私が伝えられる就活の最重要セオリーは「最悪の事態を予想して早く動いた人は勝つ」ということです。もしあなたが1社受ければ内定が確実取れる人材ではないならば、今すぐ動いてほしい。そう祈っています。