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婚活のブルーオーシャン:高収入男性と結婚したいなら「重課金な男の趣味」にハマるべし

ハイスペ男子と結婚したいからと、ネイルも出刃包丁も砥いでいらっしゃる皆さまに常々抱く疑問があります。高収入男子がウヨウヨいる分野に、なぜこうも女性がいないのでしょうか?私が話しているのは別にシリコンバレーや起業のスタートアップなんていうオシャンティな話じゃありません。「男の趣味」と言われる分野です。

 

私はいわゆる「男の趣味」にハマる率が高かったのですが、周囲を見渡すと結構なハイスペがごろごろしています。列挙するだけでも外銀男子、中堅企業のCEO、医者。全員誠実で温厚な人たち。そして彼らは呟きます。「出会いが無いんですよ」と。クラブでナンパする男性には女が群がるのに、誠実な彼らこそ見向きもされない不条理……。

 

そこで、今までに出会った、ハイスペ男性ばかりが溜まっている趣味の世界を少しずつご紹介できればと思います。アニメのように「一部の重・重課金者が多い趣味」は除いて、それなりに趣味へお金を注いでいる率が高いものだけでご勘弁を。

「男の趣味」の特徴は「入り口は安く、ハマったら重課金」

「男の趣味」の最大の特徴は「ハマったら重課金」なこと。たとえば金のかかる趣味の最たるものである外車、特にフェラーリは購入しても後にいい値段で中古販売できるため「本体価格」は取り返せる算段が立ちます。しかし維持費だけで年間80万円ほどかかります……鬼か!?

と同時に、外車を愛好するだけなら安く済むのも特徴です。レーシングシュミレーターで高級車やスーパーカーの乗車を実感する施設があり、15分で3,000円台。一気に現実感のある予算になります。雑誌「Pen」でもスポーツカー特集号が出ていて、Penを定期購読していた時期に楽しく読みました。 

Pen(ペン) 2015年 6/15 号 [スポーツカーは、永遠に不滅です。]

Pen(ペン) 2015年 6/15 号 [スポーツカーは、永遠に不滅です。]

 

 

 外車に代表されるように、男性の趣味は入り口が安く、しかし一度ハマると重課金の沼にドボンするものが非常に多いのです。逆に言えば、入り口で少しだけお金を使ってから、興味を持てた趣味だけ女性も入ってゆけばいいのです。

 

若い男性が多い「男の趣味」

比較的若い男性が多い「男の趣味」はこんな分野です。

 

・ミリタリー

当時を再現した軍服を着こなすマニアから、サバイバルゲームを楽しむ派までさまざま。サバイバルゲームは少しずつ一般人にも認知が広まっている気がします。マイ武器を集め始めるとあっという間に課金沼へ。

軍服のマニアによれば「当時の布地を手に入れて、高品質な日本の裁縫技術が組み合わさるとアートができる」らしいです。歴史が現代に蘇る!何たるロマン……!

 

・腕時計

時計に電池式ではなく、手作業で作られる機械式があるのをご存知ですか? 精緻な作りの時計が多くあり、見つめているだけでうっとり重課金コース。女性ならVan Cleef & Arpelsの腕時計なら可愛さからとっつきやすいかも。まずはYoutube機械式腕時計の動画を見てピンとくれば店頭で見学するのがよさそうです。

 

・ワイン

ワイン入門のカルチャースクールにはたっぷり女性がいます。しかし参加費1万円を超える試飲会からは急に男性比率が8割へアップ。ワイン沼は自分で購入すると果てしないデスロードなので、試飲会でまずは飲み始めるのが賢い気がします。もちろんデイリーワインも美味しいので、沼は深くて広い。

 

・ウイスキー

40度以上の酒を飲める女性はそういないので、それだけで付加価値が生まれます。慣れないうちはロックで飲みましょう。「ウイスキーを始めたいんですが、加水して美味しい銘柄はありますか?」と質問すれば吉。ウイスキー自体は比較的安価ですが、オーセンティックバーに通いだすと沼の口が開きます。ただしバーで無闇に話しかけるのはマナー違反。最悪出禁になるので注意。

 

・自転車

周囲のハイスペ男子がやたらのめりこんでいる一方、女性は全然見かけないのが自転車。いきなりまともな自転車を購入すると数十万飛んでしまうので、初心者はツール・ド・フランスの観戦から始めればいいと言われました。最近は漫画「弱虫ペダル」で女性からの認知も高まっているようです。

弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)

弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)

 

 

・文房具

最もメジャーな趣味は万年筆。各ブランドで書き応えが全く異なり楽しみが広がります。個人的には女性の入門で WATERMAN というブランドの「オーダス」はかわいらしいしぜひ!と言いたかったのですが生産中止。書き心地だけならペリカンの「スーベレーン M1000」が個人的には好きですが、8万円……。何気に今回列挙した「男の趣味」で一番安いことが恐ろしい!

 

ダンディなシニアを狙うなら伝統芸能へ

もう少しシニア層とゆっくり仲良くなりたいなら、伝統芸能へ足を踏み入れてほしいと思います。

 

・古美術

いわゆる「骨董品」ですが、今でも日常で使えるものが沢山あります。女性はルーシー・リーの展示会あたりが入り口にいいのかも? 大抵の作品は雑誌で見たら、そのまま店頭でさわれることが魅力です。個人的には山田晶さんが好きでした。作品を入れる共箱がない作品はお手ごろ価格で購入できます。なお北大路魯山人という、ケタ1つ違う課金沼があります。

 

クラシック音楽

現地のコンサートへ行くなら旅費だけで数十万/回かかりますが、CDをdisk unionで買うだけなら1,000円未満でも楽しめる手軽な趣味です。男性ファンが多いのはブルックナーマーラーといった作曲家ですが、最初は好きな作曲家の同じ曲を違う指揮者で聞き比べるだけが穏便じゃないかと思います。なお、ここから派生してオーディオ機器へ数千万円を突っ込む人種がいます。(オーディオマニア - Wikipedia

 

★私にもう少し学があれば「お能」「相撲」という伝統芸能トップ2つについて書けたのですが力及ばず……申し訳ありません。

 

趣味へハマってくれさえすればいいんです

こういうマニアックな趣味の会で感じるのは、もはや男性狙いでもいいけど、趣味にもきちんと好きになったらいらしてくだされということです。たまに「私なんにもわかんないんですけど、いろいろ教えてください~」系女子が紛れ込んでは仲間内で火刑に処されています。

出会いだけを狙ってもすぐバレてしまう上に、そういう人にとって趣味の世界は恐ろしくつまらないでしょうから本人も不幸なはず。むしろ「あれ、ハイスペ狙いだったはずなのに、この趣味めっちゃ面白い!」と、女子人口が増えてくれれば個人的に嬉しいです。

 

★おまけ:ハイスペ女性と出会いたい男性へ★

ここまでハイスペ男性狙いの女性を読者層にして書いてきましたが、男女逆転しても言いたいことは同じです。主夫狙いの男性はぜひ女性が多くいて、かつ課金額が大きい趣味へ足を踏み入れてください。具体的には、お菓子作り教室、バレエ・オペラ、宝塚が挙げられます。マダムも多いが未婚も多いので、ぜひ。